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あなたは時間をどう使っているか

 次のチェックリストを用いて、自分はこんなことをしていなかったかという点を反省してみるならば、それだけでもあなたの時間の使い方は目に見えて改善されるはずです。 ある社長は、自分の会社の重役たちの間で、このような自己分析を試みたときの経験を次のように語っている。 

「……まことに奇妙なことが起こったのです。分析を始めてから三日目になると、役に立だない活動の数が減ってきました。

大多数の連中が分析から得られた結論を自分で実行しはじめたのです。電話のベルや無用の訪問に悩まされることも少なくなり、訪問者はあらかじめこちらの都合を聞いてから訪ねてくるようになりました」 自分の時間使用を調査し分析するにしても、チェックリストを用いて自分の欠陥を見つけだすにしても、このことから引き出せる利益はもう一つある。それはあなたがタイム・コンシャスになる時間を意識するようになる、ということです。 

時間を生かして使うには、ただノンペンダラリとしていたのではできない。それには意識的に合理的に、多少のむりをすることです。つねに時間を意識し、気にかけていることによって、合理的な時間の使い方がおのずから体得されてくるのです。 

だから、時間をより効果的に用いはじめるための最も重要なステップは、自分の時間の使い方を評価することであり、自分の活動のパターンを知ることです。これまで述べてきたように、これはすこしもむずかしいことでも、とっぴなことでもない。

個々の行為を見るかわりに、それらを合計して、ひとまとめに見る、あるいは一つのパターンとして見るだけです。